雑記
私だって、春宵の時悲しかったけどなあと思って、いやこの状況は全くそんな一般オタクの感情とは訳が違うなと思ったので、結構真面目に文章にまとめました。カップリング話も萌え語りも一切ないです。
全力で頑張ったオタクが泣きを見るとき全面的に運営が悪い、という話をしています。長いので読まなくて大丈夫です。
愛が無いとお金は出せません。愛はお金じゃないけど、お金は愛です。
じゃあお金を出していない人は愛がないのかー!と言うとそうではなく、階級が違うようなもので、個人的には、同じ土俵に立ってる人以外のことは気にしなくていいと思います。
愛に貴賤なしと言えども、それでも、これまでお金や労力を掛けた人がいるからコンテンツが続いていて、今いる人もいない人も含めて先人達のおかげで私が出会うまで続いてくれていたのです。
アプデ後に入ったユーザーとしては、きっとランボがあった頃に始めていたら、私はお金も根性も体力も無い人間なので、すぐ諦めて全て嫌になっていた事だろうと思います。意地になって無理して頑張ると、きっと私は途中でその対象ごと嫌いになってしまうので、あまり無理をし過ぎないようにしています。出なかったら諦めるほうにシフトするし、一枚あれば十分だし、ランキングも気にしません。だからずっと追いかけている人や全力で駆け抜けられる人のことを心底尊敬しています。
そしてまた、過去の出来事やストーリーにどれだけ熱心に向き合ったとしても、結局後追いは後追いでしか無いとも思っているので、私はいつまでも自分のことを新規で茶の間だと思っています。
それで、ここから本題。まあdfって存在が出来て、裏にあるストーリーがどうであれ、運営は彼らの姿や曲をアイドルとして売り物にしてお金を稼いだ訳じゃないですか。何なら、あらゆる対立を狙ってファンの不安を煽ってムキになって余計に頑張らせるような形だったようにもとれます。
で、今回、これまで散々愛を求めておいて、求められたら求められただけ愛を差し出して頑張っていた人達を無視するような形で振り捨てるというのは普通に悪です。真剣に頑張っていて今ショックを受けているのが自己責任だなんてそんな訳ない。
だから、怒っていいし愛想を尽かしていい。
頑張っていなかった私のような、そもそもリングに立っていない人間が言うことでもないと思っていたので言及しませんでしたが、わざわざ既存のユニットを消したり、ファン数やローテの調整をしなかったのは運営の怠慢だし(そして、炎上商法的にそれを狙っていた節がある)、悪行です。
現実と彼らの世界をリンクさせるような売り方をしたりしていたのも、余計に不安を煽る形になったんじゃないかなと思います。
でも、その一貫性のない多面的な売り方のおかげで私はこのコンテンツに触れることができました。そういう事で話題になって、初めて触れる層も多分いるにはいると思うのです。(しかしそれでどれだけのユーザーを切り捨て、どれだけの新規を得たのだろうか、とも思います)。
ひたすら市場を拡大して巨大なジャンルになってぶくぶくと肥え太った先に果たして何があるのか。そこに立っているキャラクター達は既に滅茶苦茶にされてしまった後の物なのではないか、とも思います。
それでも、やはりずっと続いていくというのはそれだけで凄いことだとも思います。
↓ここからめんどくさオタクの話です。
それはそうと、あなたはキャラクターってどこに在ると思いますか?
これを読んでいる人には、おそらく好きなキャラクターというものが一人でもいると思うのですが、そのキャラクターってどこにあると思いますか。
綺麗なイラスト?3DCG?歌?観客の私たちに向けられたライブのMC?私に向けられたセリフ?アニメ?ボイスドラマ?舞台?コスプレ?二次創作?それともその全部?
私にとっては、物語の中にあります。
顔や見た目がどんなに好みでも、中身に惹かれなければ興味を持続できないという特性を私が持っていることが理由にあると思います。もちろん、見た目も好きだけど。
きっと顔や、MV内の姿だけで滅茶苦茶に狂えるという人も割といる筈。それぞれがそれぞれのやり方で狂えばいいと思う。
それで、ここからは私の至極個人的な話をします。
むかし、ある作品に夢中になっていた時に、最後の大一番、彼らが大事にしていたシーンを現実の借り物で描かれました。
現実の誰かのものを丸ごと引っこ抜いてきて、切り貼り。しかも別にそれを公表している訳でもなく、ただ全てに対するリスペクトを失っているだけ。
もう、許せなかったです。
許せないし、全てを台無しに、そもそもこれまで私の見ていたものは全くの嘘だったのかとも思いました。
どんな納期でどんな指示があってどんな無理な制作現場だったとかは知りませんが、架空の彼らの人生はこんな事で簡単に滅茶苦茶にされてしまうんだと失望しました。
だから、私はこの作品が好きだった事、作品を通じて得たものの全てを無かった事にして、彼らの存在は私の中から消えました。
数年経って別のジャンルに嵌りました。
楽しかったです。それでも、段々と時が進むにつれて、公式の展開の中で描かれる彼らが自分の思っているキャラクター像とずれていく事が増えました。
私は私の見ていた世界と、好きだと思う事に自信が無くなりました。私は結局のところ、自分の思い描くカップリング像にキャラクターを当てはめていただけだったのかもしれないと思って、離れてしまいました。(←これに関しては後にそのキャラクター自身の事がちゃんと好きだったんだなあと確認できる機会があり、自分の中で解決しました。)
キャラクターって物です。人じゃない。この世界のソシャゲの画面の中にしかいない無機物。どんなに真実らしく思えても必ず背後に誰かがいる。
だからこそ、単なる消費対象として描いても問題は無いのに、彼らを見守り、寄り添い、救ってくれたこと、そしてそのクリエイターへの感謝がありました。
実際どんな発注があったかなんて分かりませんし、キャラクターを玩具にしていないと外野が断言することは出来ないけれど、自分の書いたストーリーで提示したものをしっかりと回収してくれたという誠実さを感じました。
ふせったーにごにょごにょと書きましたが、それで、そういう事をしてくれる人がこの世にいたという事をいつか辛い事があったとしても何年後かの私が読んでも思い出せるように、そしてこのオタク面倒くさ…と思うために…形に残しておきました。
私は、私のためにだけ文章を書いているので私の言葉は私を慰め、傷つけるためにあるのですが、もし私の好きな人が私の言葉で少しでも傷ついていたら嫌だなあと思ったのでもう少しインターネットに公開できる範囲で他人に伝わるように文章を書いてみました。
一人の作者が作り上げたものでは無いのだから、別のライターの書く話が好きな人はそれでいいし、ストーリーをそもそも読まないというのもそれでいいし、それで成り立つような運営の仕方をしていると思います。
ただ、運営のやり方で架空の彼らのことまで嫌になってしまう人が出来る限り少なければいいなとも思います。
余談。
更に個人的な話をすると、上で述べたジャンルのまたさらに後、別の界隈に嵌りました。今度は生身の人間で、緩く、ほんとうに時々のペースで追っかけていました。
彼はアイドル活動のような事をしていて、しかしながら私は運営のやり方が気に入らなかったし、他のメンバーじゃなくてずっと彼一人だけを見ていたいと思って、それはとても失礼な事かもしれないと一度見かけたきり現場には行きませんでした。
そして、活動最後の公演が発表されました。スケジュールも空いていたしチケ取りも難しくなかったけど、ラストライブだからといって普段行かない別グループのオタクが観に行く姿を見ても、やはり行きませんでした。これまでのそこでの彼の姿を知らないのに、記念のように最後だけ観てもきっとそこには私の居場所は無いだろう、と思ったからです。
こんな事なら、潔癖ぶらずに何がどうだろうと一回二回くらい気軽に行っておけば良かったなあ、とも思いました。
だから、私は嫌いにならない範囲で緩く追いかけるし、ずっと一生懸命でなくてもいいし、ずっと何十年も同じものを同じ熱量で好きであり続けるなんて稀だし、好きなものが嫌いに思える事だってあるし。好きなものを人質に取られているような状況でも、そうであるからこそ常に選択権はオタクにあるし、好きでいる物を選んでいい。全部好きでいたい人はそうすればいいし、選びたい人は選べばいい。
全部運営が悪いけど、私はそのやり口の上でオタクを出来ている。悔しい。あー、やんなっちゃうね。
本当は、ここにはどうでも良いオタクの日常や優しい言葉を綴って、ほのぼのとしたブログにしようと思っていたのに初っ端からこんな熱血オタク論トークになってしまって自分でも本当に嫌ーッっとなりました…。
めんどくさオタクでごめんっ…長々と失礼しました。
全力で頑張ったオタクが泣きを見るとき全面的に運営が悪い、という話をしています。長いので読まなくて大丈夫です。
愛が無いとお金は出せません。愛はお金じゃないけど、お金は愛です。
じゃあお金を出していない人は愛がないのかー!と言うとそうではなく、階級が違うようなもので、個人的には、同じ土俵に立ってる人以外のことは気にしなくていいと思います。
愛に貴賤なしと言えども、それでも、これまでお金や労力を掛けた人がいるからコンテンツが続いていて、今いる人もいない人も含めて先人達のおかげで私が出会うまで続いてくれていたのです。
アプデ後に入ったユーザーとしては、きっとランボがあった頃に始めていたら、私はお金も根性も体力も無い人間なので、すぐ諦めて全て嫌になっていた事だろうと思います。意地になって無理して頑張ると、きっと私は途中でその対象ごと嫌いになってしまうので、あまり無理をし過ぎないようにしています。出なかったら諦めるほうにシフトするし、一枚あれば十分だし、ランキングも気にしません。だからずっと追いかけている人や全力で駆け抜けられる人のことを心底尊敬しています。
そしてまた、過去の出来事やストーリーにどれだけ熱心に向き合ったとしても、結局後追いは後追いでしか無いとも思っているので、私はいつまでも自分のことを新規で茶の間だと思っています。
それで、ここから本題。まあdfって存在が出来て、裏にあるストーリーがどうであれ、運営は彼らの姿や曲をアイドルとして売り物にしてお金を稼いだ訳じゃないですか。何なら、あらゆる対立を狙ってファンの不安を煽ってムキになって余計に頑張らせるような形だったようにもとれます。
で、今回、これまで散々愛を求めておいて、求められたら求められただけ愛を差し出して頑張っていた人達を無視するような形で振り捨てるというのは普通に悪です。真剣に頑張っていて今ショックを受けているのが自己責任だなんてそんな訳ない。
だから、怒っていいし愛想を尽かしていい。
頑張っていなかった私のような、そもそもリングに立っていない人間が言うことでもないと思っていたので言及しませんでしたが、わざわざ既存のユニットを消したり、ファン数やローテの調整をしなかったのは運営の怠慢だし(そして、炎上商法的にそれを狙っていた節がある)、悪行です。
現実と彼らの世界をリンクさせるような売り方をしたりしていたのも、余計に不安を煽る形になったんじゃないかなと思います。
でも、その一貫性のない多面的な売り方のおかげで私はこのコンテンツに触れることができました。そういう事で話題になって、初めて触れる層も多分いるにはいると思うのです。(しかしそれでどれだけのユーザーを切り捨て、どれだけの新規を得たのだろうか、とも思います)。
ひたすら市場を拡大して巨大なジャンルになってぶくぶくと肥え太った先に果たして何があるのか。そこに立っているキャラクター達は既に滅茶苦茶にされてしまった後の物なのではないか、とも思います。
それでも、やはりずっと続いていくというのはそれだけで凄いことだとも思います。
↓ここからめんどくさオタクの話です。
それはそうと、あなたはキャラクターってどこに在ると思いますか?
これを読んでいる人には、おそらく好きなキャラクターというものが一人でもいると思うのですが、そのキャラクターってどこにあると思いますか。
綺麗なイラスト?3DCG?歌?観客の私たちに向けられたライブのMC?私に向けられたセリフ?アニメ?ボイスドラマ?舞台?コスプレ?二次創作?それともその全部?
私にとっては、物語の中にあります。
顔や見た目がどんなに好みでも、中身に惹かれなければ興味を持続できないという特性を私が持っていることが理由にあると思います。もちろん、見た目も好きだけど。
きっと顔や、MV内の姿だけで滅茶苦茶に狂えるという人も割といる筈。それぞれがそれぞれのやり方で狂えばいいと思う。
それで、ここからは私の至極個人的な話をします。
むかし、ある作品に夢中になっていた時に、最後の大一番、彼らが大事にしていたシーンを現実の借り物で描かれました。
現実の誰かのものを丸ごと引っこ抜いてきて、切り貼り。しかも別にそれを公表している訳でもなく、ただ全てに対するリスペクトを失っているだけ。
もう、許せなかったです。
許せないし、全てを台無しに、そもそもこれまで私の見ていたものは全くの嘘だったのかとも思いました。
どんな納期でどんな指示があってどんな無理な制作現場だったとかは知りませんが、架空の彼らの人生はこんな事で簡単に滅茶苦茶にされてしまうんだと失望しました。
だから、私はこの作品が好きだった事、作品を通じて得たものの全てを無かった事にして、彼らの存在は私の中から消えました。
数年経って別のジャンルに嵌りました。
楽しかったです。それでも、段々と時が進むにつれて、公式の展開の中で描かれる彼らが自分の思っているキャラクター像とずれていく事が増えました。
私は私の見ていた世界と、好きだと思う事に自信が無くなりました。私は結局のところ、自分の思い描くカップリング像にキャラクターを当てはめていただけだったのかもしれないと思って、離れてしまいました。(←これに関しては後にそのキャラクター自身の事がちゃんと好きだったんだなあと確認できる機会があり、自分の中で解決しました。)
キャラクターって物です。人じゃない。この世界のソシャゲの画面の中にしかいない無機物。どんなに真実らしく思えても必ず背後に誰かがいる。
だからこそ、単なる消費対象として描いても問題は無いのに、彼らを見守り、寄り添い、救ってくれたこと、そしてそのクリエイターへの感謝がありました。
実際どんな発注があったかなんて分かりませんし、キャラクターを玩具にしていないと外野が断言することは出来ないけれど、自分の書いたストーリーで提示したものをしっかりと回収してくれたという誠実さを感じました。
ふせったーにごにょごにょと書きましたが、それで、そういう事をしてくれる人がこの世にいたという事をいつか辛い事があったとしても何年後かの私が読んでも思い出せるように、そしてこのオタク面倒くさ…と思うために…形に残しておきました。
私は、私のためにだけ文章を書いているので私の言葉は私を慰め、傷つけるためにあるのですが、もし私の好きな人が私の言葉で少しでも傷ついていたら嫌だなあと思ったのでもう少しインターネットに公開できる範囲で他人に伝わるように文章を書いてみました。
一人の作者が作り上げたものでは無いのだから、別のライターの書く話が好きな人はそれでいいし、ストーリーをそもそも読まないというのもそれでいいし、それで成り立つような運営の仕方をしていると思います。
ただ、運営のやり方で架空の彼らのことまで嫌になってしまう人が出来る限り少なければいいなとも思います。
余談。
更に個人的な話をすると、上で述べたジャンルのまたさらに後、別の界隈に嵌りました。今度は生身の人間で、緩く、ほんとうに時々のペースで追っかけていました。
彼はアイドル活動のような事をしていて、しかしながら私は運営のやり方が気に入らなかったし、他のメンバーじゃなくてずっと彼一人だけを見ていたいと思って、それはとても失礼な事かもしれないと一度見かけたきり現場には行きませんでした。
そして、活動最後の公演が発表されました。スケジュールも空いていたしチケ取りも難しくなかったけど、ラストライブだからといって普段行かない別グループのオタクが観に行く姿を見ても、やはり行きませんでした。これまでのそこでの彼の姿を知らないのに、記念のように最後だけ観てもきっとそこには私の居場所は無いだろう、と思ったからです。
こんな事なら、潔癖ぶらずに何がどうだろうと一回二回くらい気軽に行っておけば良かったなあ、とも思いました。
だから、私は嫌いにならない範囲で緩く追いかけるし、ずっと一生懸命でなくてもいいし、ずっと何十年も同じものを同じ熱量で好きであり続けるなんて稀だし、好きなものが嫌いに思える事だってあるし。好きなものを人質に取られているような状況でも、そうであるからこそ常に選択権はオタクにあるし、好きでいる物を選んでいい。全部好きでいたい人はそうすればいいし、選びたい人は選べばいい。
全部運営が悪いけど、私はそのやり口の上でオタクを出来ている。悔しい。あー、やんなっちゃうね。
本当は、ここにはどうでも良いオタクの日常や優しい言葉を綴って、ほのぼのとしたブログにしようと思っていたのに初っ端からこんな熱血オタク論トークになってしまって自分でも本当に嫌ーッっとなりました…。
めんどくさオタクでごめんっ…長々と失礼しました。
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